亀を飼育していると気になってくるのが爪です。
亀の爪って伸ばしっぱなしでいいの?
正しい切り方ってあるの?
今回は亀の爪の切り方について調べました。
亀の爪
野生の亀や池などで飼育されている亀の場合、石などで磨耗し爪は自然とすり減るので切る必要はありません。
しかし、ペットとして水槽などで飼育している亀の場合、年に二回程度爪を切ってあげた方がいいでしょう。
亀の爪が伸びてくると飼い主を傷つける場合もありますし、亀自身が自分の伸びすぎた爪で怪我をする場合もあります。
怪我をしてしまうとそこから水中のバイキンが侵入したり、細菌に感染する恐れもあります。
伸びてきたな、と思ったら時々爪を切ってあげましょう。
亀の爪の切り方・注意点
猫や犬と同様に、亀の爪にも血管が通っています。
爪をよく見てみると黒い筋が通っていて、それが血管です。
爪を切る場合は、この血管に到達するほど深く切ってはいけません。
血管まで爪を切ってしまうと、前出のとおり、水中のバイキンなどが入ってきて化膿する恐れがあります。
必ず、爪の中に通っている血管をよく確認して爪切りを行いましょう。
爪切りを行うには人間用の通常の爪切りで大丈夫です。
しかし、細菌感染の心配もありますので、必ず使用前と使用後には消毒をすることをオススメします。
亀の爪の伸びるペースは非常にゆっくりです。
年に二回程度の爪切りと言っても、せいぜい2mm程度だけ切るようにしましょう。
あまり深く切ると血管を傷つけてしまいます。
また、亀は手足を甲羅の中に隠すことができるので、もし一人で爪切りを行おうとしても苦戦するでしょう。
ですので、爪切りを行う場合には2人で行い、足を押さえる役、爪を切る役と、役割分担して行いましょう。
亀が日光浴をしているときなど、リラックスしている時は比較的簡単に切ることができます。
しかし、亀がどうしても嫌がって切らせてくれない場合には、無理をせず獣医さんに相談しましょう。
まとめ
亀の爪はこまめに切る必要はありませんが、時々きちんと切ってあげないと亀自身の怪我や病気につながります。
年に二回程度、手入れをしてあげましょう。
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