ホームセンターやペットショップ、それに縁日の出店なんかでも見かける亀。小さくて可愛いし、手間もかからなそうだし……と気軽に飼えるイメージがあるのではないでしょうか。

しかし一方で、亀は長生きな動物としても知られています。一度飼い始めたら、その亀が寿命を全うするまで責任をもって世話をする必要がありますよね。

では、実際に亀の寿命はどのくらいなのか、よく見かけるクサガメとミシシッピアカミミガメについて見ていきたいと思います。

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クサガメ(ゼニガメ)の寿命

クサガメは子供のうちはゼニガメと呼ばれるため、ペットショップなどでは「ゼニガメ」の名前で見かけることが多いと思います。クサガメは成長すると15~30cmほどになり、オスよりもメスのほうが大きくなります。

寿命は30~60年ほどと言われていますが、長生きすると100年以上も生きることがあるようです。

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の寿命

こちらも子供のうちは、その鮮やかな緑色からミドリガメと呼ばれていますが、正式名はミシシッピアカミミガメとなっています。成長すると色もくすんできて黒やこげ茶色になり、体長は12~25cmほどにまで成長、オスよりもメスのほうが大きくなります。

ペットショップなどでは手のひらに乗るほど小さくても、成長したら飼育ケースが狭くなってしまったなんてこともあるので注意したいですね。寿命は25~40年ほどと言われています。

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一般的には20年前後

私たちがペットとして飼う亀の寿命は、個体差や育て方によっても大きく変わってくるので、平均20年ほどと考えておくと良いでしょう。ウミガメやリクガメが50年ほどと言われているので短く感じますが、それでも20年、もしくはそれ以上にわたって責任を持って世話をする必要があることは忘れないでくださいね。

まとめ

寿命が長いことで知られる亀は、種類や個体にもよりますが、ペットとして飼うには20年ほどを目安に考えると良いでしょう。

ペットショップなどでは子供の亀を取り扱っているため「小さくて可愛い!」という印象を抱きがちですが、成長して大きくなること、寿命を全うするまでの責任などをしっかりと考えてから飼うようにしてくださいね。

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