生物の中でも亀は長生きであることは有名な話ですよね。
『ツルは千年、カメは万年』という言葉もあるほど。
ペットとして飼うにも長い付き合いになりますが、実際に亀って何歳くらいまで生きるかご存知ですか?
亀の種も多くありますが、私たちの身近で生息する亀の寿命についてみていきましょう。
亀は長生き!
亀の寿命は種により異なりますが、一般的に私たちが飼うタイプの亀は(クサガメ、ニホンイシガメ、ミドリガメなど)およそ15年~35年、大きめの亀(ウミガメやリクガメ)などは平均して30年~50年生きると言われています。
犬や猫の寿命よりも長いので、ペットとして飼育するならば最後まで面倒を見る事が出来るか考えなければいけません。
昨今、亀を飼えなくなった、大きくなりすぎたなどの身勝手な理由で川や池に放す方もいるようです。
しかし、これは生態系を壊す大きな要因となり問題になっています。
アカミミガメは外来種?
本来、日本にはアカミミガメ(ミドリガメ)は生息していませんでした。
しかしペットとしてアメリカから輸入され多く流通されるようになり、日本でも広く人気を得ることになりました。
しかし人間の身勝手さで近場の川や池に放してしまうことで野生のアカミミガメが増え、今まで多く生息していたクサガメやニホンイシガメが激減してしまったと言われています。
2006年に動物愛護法が改正され流通量は減少しているものの、野生で増加してしまったアカミミガメを駆除する対策も取られている様子。
現在は要注意外来生物に指定されており、今後は特定外来生物に指定されるかもしれません。
しかしそうなった場合、アカミミガメが大量遺棄されてしまうこと、他の種類が大量流通されてしまうことも問題視されています。
川に放された亀も、いきなり野生で生きていくのは困難です。
水槽の中を悠々自適に過ごしてきた時とは違い、環境が変わることで生きていけない亀もいるかもしれません。
最後まで見てあげることが飼い主さんの大事な役割です。
まとめ
長生きでギネス記録に認定されているホウシャガメのトゥイ・マリラという亀さん。
なんと188歳まで生きたそうです。
万年生きずとも、やはり亀は長生きなんですね。
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