亀は南極を除くすべての大陸と島に生息しています。
生息地によって生態系は多様でどのような生き物か説明するのはとても難しいといわれています。
しかし、すべての亀に共通することは甲羅を持っているということです。
亀の種類とそれぞれの特徴
亀は海や砂漠、草原、森林など様々な場所で生息し、その数は現在約300種類といわれています。
亀は大きく分けると海(水中)で生活をするもの、陸で生活をするものに分けられます。
- ウミガメ
ウミガメは普通水中に生息しています。
産卵のときだけ上陸しますが、卵を産んでしまうとすぐに水中に戻ってしまいます。
母亀はすぐに水中に戻ってしまいますので、カメの赤ちゃんは生まれた時から一匹で過ごすことになります。
ウミガメは水中で過ごす時間がほとんどなので、体は流線型をしており水中を効率よく泳げるようになっています。
足には水かきが付いていて、ヒレを持っています。
水中で生活する亀は雑食動物なので草を食べる一方、小魚、くらげ、ミミズ、貝類なども食べます。
ウミガメの平均寿命は60~70歳、その他のカメの平均寿命は20~40年といわれています。
- 陸亀
陸亀は泳ぐことが出来ないためいつも陸上で過ごします。
母亀は子亀が孵化してから80日間は一緒にいますが、その後は子亀一匹で過ごすことになります。
陸亀はドーム型をした非常に硬い甲羅をしており、外敵から身を守ることができるようになっています。
その他の特徴として硬くて短い足を持っていて、穴を掘りやすいように長いツメが生えています。
ほとんどの陸亀は草食で、さまざまな種類の植物、果物、草、花を食べています。
中には、200種類の植物を食べることができるリクガメも存在します。
まとめ
ほとんどの大陸と島に生息している亀の生態は、生息地によってさまざまで種類もおおよそでしかないことがわかりました。
また、住んでいる地域によって呼び名も違い、すでに絶滅してしまっている種も数多くあるため全ての種類や生態を把握するのはとても難しいことです。
ちなみに日本では外来種を含めて13種見ることができます。
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